「自己投資」に対する合理的な判断とは?

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こんなことは時間をかけて情報を得るようなことではないだろうと思うので、結論を先に書いてしまいますね。

 

「自己投資」に対する合理的な判断は、2者択一 です。

 

  1. まったくやらない
  2. できるまでやる

 

たったこれだけです。

選択肢はこの2つだけです。この選択肢以外の状態は「投資」判断の必要がないということです。

 

 

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そもそも、「自己投資」とは何か

ここでは、自分に対しての投資ということを「自己投資」としています。

 

投資とは、将来の収益増加の期待から生産能力を増加させること。また広義には収益を期待して資金を支出することもいう。

引用元:コトバンク ではこのように定義されています。

「自己投資」の投資の対象は「自己・自分」ということですので、自分の将来の収入を増加させるため、有益にするため、あるいはそれを期待して、自身の生産能力(スキル)を増加・増強する(磨く、蓄える)ために資本や資源を投じること となります。

 

回収できないものに「投資」してはいけない。

投資ですからそれによって得るものがないといけませんよね。先ほども述べましたが、自分の将来の収入を増加させるため、有益にするため、あるいはそれを期待して資本や資源を投じるのが「投資」です。

そして、「投資」=「支出」です。

将来の収入を増加させるため、有益にするためには、「持っているものを差し出す」必要がある ということです。

資源(支出できるもの)として私たちがお金以外に持っているものは何でしょうか?

 

突然ですが… 人間、必ず 死にます。

人は生まれてからずっと死に向かって進んでいます。

 

残念ですが、今のところ、ずっと生きている人はいません。

 

ということは、その資源は限られているということです。その資源とは、「寿命」です。

 

言ってみれば、「時間」です。

 

何かを得るために、ある種の 犠牲にしなければいけないもの 「時間」 です。

「犠牲」と書きましたが、一応、そこには意図があります。

 

 

 

 

何かを得るための「犠牲」とは

 

生物はその個体によって限られた時間しか使うことができません。そしてその「限られた時間」がどれぐらいあるのか、誰にもわかりません。

 

自分の寿命がどれぐらいかがわかる人はいないと思います。(…わかる人もいるんでしょうか…?)

 

何かを得るためには、必ず何か行動を起こす必要があります。

 

この「行動」には、必ず「時間経過」を伴います。例えば あなた が何かをしようとするとき、あるいは何かしようと考えているとき、「時間」は休むことも、待つこともなく経過していきます。

この事実は、あなたがこの先どんなに有益なことを起こそうとも、どんなに価値のあることを得ようとも、決して戻ってくることのないものです。

 

時間 二度と、再び、手に入れることができないのです。

 

だから、私たちが行動を起こすために消費する時間は可能な限り短くなくてはいけないということになります。

 

 

 

お金 に関する「消費」と「浪費」

 

お金に関して言えば、「消費」と「浪費」は以下のように定義できると思います。

消費 (使ったお金) 得られる価値(現状維持)

浪費(使ったお金) 得られた価値(何も得られなかったことも含む)

 

 

時間 に関する「消費」と「浪費」

 

使った「時間」は 得られる価値の検討を含んで、余儀なくされるものであり、何かを得た場合は必要な「投資」、何も得られなかった場合は「浪費」ということになってしまいます。

例えば、行動を起こしてその結果が失敗だったとしても、その失敗を繰り返さないように「何かを学び」、「再発防止」ができれば、それは「浪費」ではなかったといえるでしょう。

 

問題は、何の行動も起こさず、何も得るものがないという状態が「浪費」であるということではないでしょうか。

 

 

まとめ

 

回収不可能な「時間」を除く様々な「投資」は、現状をより改善させるための支出です。

この「支出」は後々自分のスキルやプロパティを改善するために一時的に放出されるものでなくてはならず、「損失を生まない」ためには 必ず回収されなくてはいけません。

 

したがって、選択肢は2つ

 

やる か やらない が 最も合理的な選択 になると思います。

 

「やる」なら、得たい結果を得るまで「徹底してやる」

 

「やらない」なら、ふらふらと手出ししない

 

もちろん、「やる」場合の費用対効果も考慮されなければいけない重要なマターですが、それ以前に…という意味で、この記事を書きました。

 

偉そうなことを言っても、いつもこれで反省しなければいけない事態に陥っているのが鈴海自身であるということは否めない事実です…

改めねば。

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