海外旅行で必須のアイテムといえば「パスポート」です。
鈴海は「パスポート」は必要に迫られて取得するものという認識をしています。
というのも、日本国内にいるときは使う頻度は殆どありません。
パスポートって何?
パスポート(Passport)とは、政府やそれに相当する公的機関が交付する、国外に渡航する者に国籍や身分に関する事項に証明を与え、外国官庁に保護を依頼する公文書を指します。
「旅券」という呼び方もします。
「国際的に通用する全世界共通の身分証明書」として、出国者の属する政府によって発行される渡航文書で、国際移動(簡単に言うと海外に行くとき)に原則として必要とされます。
<日本国旅券 パスポートの写真>
旅券有効期間 = 左:5年 右:10年
これがないと「海外には行けません」ということです。
…中には無くても行ってしまう人もいるかもしれませんが、一般的にはありえません…
「ビザ」って何?
海外に渡航する際にパスポートの携帯はもちろん、「ビザ」を取得する必要がある国があるのはご存知ですか?
…というか、「ビザ」ってそもそも何ですか?…という人もいるかもしれませんね。
「ビザ」は日本語では「査証」といい、国家が自国民以外に対して、その人物の所持する旅券(パスポート)が有効であり、かつその人物が入国しても差し支えないと示す証書のことです。
「ビザ」は入国を保証するものではなく、入国許可(上陸許可)申請に必要な書類の一部となっています。
あなたが訪問しようとしている国が、入国や滞在にあたってパスポートの他にビザを要求する場合があるということを覚えておくといいと思います。
渡航前に取得しておく必要があるので注意です!
堂々1位!日本のパスポート
「パスポートランキング」というのはご存知でしょうか?
Henley & Partners Passport Indexというサイトがありまして、ビザがなくても渡航できる国の数を各国・地域で比較し、順位を掲載しているサイトになります。
なんの順位かというと、ビザの取得が必要なく、パスポートのみでも入国できる国の多さを比較している順位です。
パスポートのみで入国できる国の数が多ければ多いほど、その順位は高くなるというもので、言ってみればそれは「パスポートの価値」を表します。
そのパスポートの有効性や信頼性を評価しているといえます。
2018年、Global Rankingで日本(日本国旅券:パスポート)は1位になりました!
Henley & Partnersのサイトで画面上部の以下(赤枠:Global Ranking)をクリックすると、ランキングとビザ無しで入国できる国の数が一覧表示されます。
調査の対象となった国の数は199カ国(2018年3月の外務省のHPによると、日本が承認している国の数は196らしいです)。
そして日本のパスポート所有者はそのうちの180カ国にビザの取得を必要とせずに入国することが可能ということになります。
日本と同じく180カ国にビザ無しで入国できるのはシンガポールだけで、パスポートランキングで1位になったのは日本とシンガポールということになります。
日本国旅券 ランキングとビザ無し入国可能国推移
ちなみに2017年以前の5年間の推移は以下の通りです。
2017年 5位 172ヶ国
2016年 5位 173ヶ国
2015年 3位 171ヶ国
2014年 3位 172ヶ国
2013年 4位 170ヶ国
順位もビザ無し入国可能国の数も変動していますが、ついに2018年は1位に。
日本という国が、日本の国民が、他国を訪れるときに警戒されない指数という認識でいいと思います。
このパスポートですが、どこの国のものかによっても入国審査が厳しい場合もあるらしいです。
順位の高いパスポートを持っているということは、それだけ自由に気を遣うこと無く外国に渡航できるということですので、日本は世界的に信頼されていると認識できますね。
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