英語学習を再スタートして、英語を使えるようにするためにはいくつか準備しなければいけないことがあります。
この記事を読んでくださっている方々には、少なからず「最短で!」とか、「効率よく!」とか、様々な思いがあると思います。
でもなぜでしょう? そんな思いがあるのは…?
たぶん今までいろんな努力をしてきたのに、思うような結果が出ていないからではないでしょうか?
わたしたち日本人は、今まで日本人として生きてきて、環境は違えど日常会話のほとんどが日本語で育ってきています。
その日本人が「英語」という外国語を習得しようとしているのですから、それなりに普段と違った自分にならないといけません。
いったん冷静になりましょう。
焦る気持ちはわかります。
結論を言いますと、ある程度の時間をかけないと外国語は習得できません。
でも、がっかりしないでください。
「最短で!」、「効率よく!」 英語 を習得していくことは十分に可能です。
今までだって、たくさんの努力をしてきたけど、どうしても先にコマを進められない理由がちゃんとあります。
なぜいつまでたっても伸び悩んでしまうのか
ものすごく頑張ってきたはずなのに、最終的に思ったように伸びない辛さはなかなかのダメージですよね。
答えだけ言います。
その大半は、基礎ができていないのに、上に物を積もうとするからです。
英語のこととは別の話なんですが、むかし、とある先輩に言われたことがあります。
「プリンの上に家は建たないよ。」
結局のところ、土台がしっかりしていないので、少々のことで揺らいでしまう。
仮に建物が立ったとしても、不安定でもろいものでしかない…
基礎が基礎として十分な機能をしていない
間違いなくそれが伸び悩む理由の一つになっています。
その解決方法は何か
文頭のほうでも書きましたが、
いったん冷静になりましょう。
これはどういう意味かというと、まずは自分の立ち位置を知ることが重要であるということです。
一生懸命単語を覚えるのも良し、長文にトライしてみるもよし。
でも、結果はあまり変わらないと思います。
重要なのは、
自分の英語の知識は、「上に物を積んでもいい状態なのか否か」をきちんと自覚することです。
そのためにはどうしたらいいか
ますはプライドを捨てて、中学校の文法参考書をもう一度丁寧にやり直してみましょう。
様々な参考書や勉強方法には、「中学校の参考書にまずはざっと目を通す」などの説がありますが、私はあえて「丁寧に」と表現します。
というのは、私たちが初めて英語の学習を開始したのは中学に入ってからだと思います。(年齢がバレますね…まあいいか…)
ようは英語学習の基礎を作り始めた段階です。
この時の学校での授業では、基礎をつくることはもちろんやっていましたが、その一方で同時に中間や期末のテストがあり、クラスの成績を貼り出されたりしていたと思います。
(私の場合、当時を振り返るとそんな感じでした…皆さんは違っているのかもしれませんね…)
そこではある意味ではいい成績で順位を上げたいだとか、「プレッシャー」を受けながら「外国語(英語)習得」に取り組んできたわけです。
ある程度のプレッシャーやストレスは人間にとって必要なものだとされています。
ですが、その一方で過度のプレッシャーやストレスを感じると脳の機能が低下するのも事実です。
そして理解したかもわからないまま、とにかくテストの点数をあげようと努力してきた時期があると思います。
もちろん、今も英語学習をされている皆さんの中には、まだその戦いの真っただ中にいるひともあるかもしれません。
でも、いったん我に返って、「なんで英語を勉強しているんだっけ?」と考え直してほしいのです。
たしかに、人生の中には成績で決まってしまう部分があります。
でも、テスト勉強のためだけにやってきた英語というのは最終的に自分のものになっていません。
その事実として、テストの成績はいいが英語での会話ができないという人が日本にはあふれています。
目的は「英語を使えるようになる」ことなので、テストでだけいい点数をとろうというものとは次元が違います。
実際に自分がちゃん基礎を理解できているのかどうかが大切なのです!
英語学習を再スタートする前に準備しておきたいこと
初心にもどったつもりで「プライドを捨て」る
自分の立ち位置をきちんとつかむ覚悟をする
自分の英語学習のための時間を作る決意をする
当たり前ですが、勉強道具を用意する
この4つができたら計画を作っていく段階になります。
楽しみましょう。
中には家族が英語堪能なので「うちでは英語で会話しています」という人がいるかもしれませんが、そういった人はこの記事に興味すらわかないと思いますので、ここに辿り着くことはないのではないかと思います。
あなたが英語を使えるようになったらどんなことをしたいですか?
英語が使える自分と英語が使えない自分を想像してみてください。
どちらがあなたにとって理想的なのでしょうか。
時に、就職してしまうと、ある日突然海外への転勤を命ぜられることがあります。
鈴海(私)がまさにそうです。
転勤が決定してから「やらざるを得なくてやる英語学習」と、少なくとも「将来の自分像を描きながら進める英語学習」では結果が変わってくるのではないかと思います。
事が起きてからではなく、事前の準備ができていることは、人生にとっても非常に大きなメリットになります。
他人に焦らされず、きちんと自分を見つめ、その知識を強固なものにしていくことはとても大切なことです。
この機会に英語を習得してみるのもいいと思いますよ。
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